パキスタンの外務大臣

先月末にパキスタン外務大臣・ビラワルが日本へ行った。祖父(首相、大統領)母親(首相2回だったかな)父親も大統領と首相という家系で34歳と若い外務大臣だ。オバハンはビラワル外務大臣が家系の良さ、単なる御曹司という血筋だけで国家指導者の一端を担っているとしか考えていなかったが・・今回の日本行きでNHKがインタビューをし、記事になっていたのを読んで、受け答えがあまりにもシッカリしていてソツがないのには驚いた。ビラワル外務大臣の父親は悪名高いMr.20%と呼ばれる賄賂取りまくり・マネーロンダリング王のザルダリ、母親は選挙運動中にと暗殺されたブット女史。金銭・物質的には恵まれてはいても、一般人には想像もつかない壮絶な環境で育ったのは理解出来る。が、貧しい人々の味方、人民党というのには疑問大のままだ。にもかかわらずNHKのインタビューでは心の底から貧しい人民のための政治を・・そして今、パキスタンがロシアに近づいているのは云々、返す刀でアメリカへの立場表明など等々と、ソツなく100点満点の答えだ。ビラワル外務大臣はまだ34歳か・・と、呻いてしまったオバハンだ。立場が人を作るのは本当かもしれないな。対してNHKの使用している写真の拙さ・・

蒸し暑い毎日、それでも街角にパキスタン国旗売りの屋台が目立つようになって来た。1947年にイギリスからパキスタンは独立し、その記念日まで後10日というところだ。パキスタンに遅れること1日、インドはイギリスから独立した。記念日には実弾を撃ち上げて騒ぐ輩もいる、流れ弾に気をつけなくっちゃ・・