袴田さん、再審

60年近くもの昔、静岡県で一家4人が殺害され、死刑が確定した袴田さん。昨日のニュースでは改めて有罪か無罪が争われるって・・日本の刑事裁判では「疑わしきは罰せず。検察官が被告の有罪を証明しない限り、被告人には無罪判決が下される」という大原則があるンじゃなかったか? 検察側は今さらどんな証拠を出して有罪を求める立証をするのか??さらには検察側は如何なる意図をもって裁判の再開に臨むのか。それにしても袴田さんの90歳にもなるお姉さん、「57年間も闘って来たので、今さら1年や2年はどうってことはありません」とのコメントだが、その根性・気力、凄いなぁ。なにごとにつけ見習わなくっちゃ。

パキスタンのデフォルト(債務不履行)格付けは、CCCーからCCCに引き上げられ、とりあえず今回というか今年度の危険は友好国からの支援もあって回避された。だからと言って経済状況が改善されるわけではない、あまりにも数多くの問題があり過ぎだ。この20年、国家指導者には恵まれなかったとは言え、比較論で言うならば現首相シャバーズは一番マシかも。前首相(正義党)のイムラーン・カーンによらず、パキスタンは国家指導者の取り巻きたちが首相などを「腐らせる」 首相という立場になって2~3年で腐って行く指導者、それを見ているには悲しいものがある。現首相シャバーズは昨日、第二次農業革命をもたらすプロジェクトを発足。400万人の雇用を創出することと、2億4000万人の国民に対して食料の自給率を高めること、輸出で外貨をと。ともかくも農業は国の根幹だわ。