イムラーン・カーン首相には失望したな・・

33日ぶりに40分ほど外へ出た。真夏になれば2ヶ月間外出をしない等、オバハンにとって家籠りは苦痛ではない。が、きょうはパスポートの残りが2ヶ月しかないので、仕方なく写真を撮りに行った。断食月を明後日24日に控えているせいか、町には買い物客が比較的多い。どの車も食料品を山のように積み込んでいる。   
イスラームの暦は陰暦でまわるから、太陽暦より11日少なく、ラマダンの時期は毎年11日づつ早くなる。毎年11日間早くなる、それは構わない。だが、イスラーム法学者評議会が肉眼で新月を確認しないと断食月が始まらないと・・エエ~イ、かくも預言者(神の教えを預かったモハンマッド)の教えを守ることこそがイスラーム教徒の、イスラーム教徒たらんと理解せねばと想いつつ、なかなか納得がいかない。新月など肉眼で確認しなくとも、自明ではないのか、科学の解らない奴どもメ。飛行機まで飛ばして新月を確認するだと、まったく無駄な費用ではないのかと、陰でブツブツ言う半端もんのオバハンだ。   
今年の断食月関係で目を見張る取り組みは、インドネシアだ。インドネシアは24日から断食月明けの帰省を禁止している。人口2億7000万人のうち約90%がイスラーム教徒のインドネシアにしては、画期的な取り組みだ。違反者には禁固1年、日本円にして70万円弱の罰金と言うから、気合が入っている。素晴らしい。    
サウジアラビアでさえもモスクでの礼拝、メッカやメディナへの巡礼を今年は停止するいう、前代未聞に近いの取り組みをする。にもかかわらずパキスタン(首相のイムラーン・カーンは)モスクでの礼拝も禁止出来ないし、断食明け帰省も禁止出来ない弱腰だ。アカンなぁ~オバハンは初めてイムラン・カーンに失望した。連立政権の悲しさか・・