喉越しの美味しさ知らず

ようやくお腹の膨満感・ゴロゴロ感がなくなった。医者の娘は「ORS経口補水液を飲んで菌を流し出せ」というが、普段からORSやポカリスエットなどスポーツドリンクの、あの化学的な味が大嫌いだ。食べ物の好き嫌いはない!何を食べても美味しいと思える有り難い口を持っている・・と豪語して来た割には、考えてみれば嫌いな食べ物は多々あるな。
その中でも大嫌いの筆頭と言えば今回、20年ぶりくらいに勇気をだして食べた「お粥」。オバハンには子ども時代の習慣で何でも30回は噛む癖がついている。今でも食べ物はシッカリ噛み、口の中で食べ物がペースト状にならないと飲み込めない。だから噛まずに食べられるお粥などは大嫌いの筆頭だし、お茶漬けサラサラというのも大嫌いだ。1960年代の山岳会合宿は古い日本社会の習慣の名残か?早メシ早グソが普通で・・「いつまで喰っているのだ!」と良く怒られた。ようは未だに何でもかんでも30回は噛まないと気がすまない、飲み込めないから「喉越し」を楽しむ?喉越しで味わう?とかいう蕎麦やソーメン?などの美味しさからは思いっきり遠いところにいる。この分では「喉越し」の美味しさを知らぬまま一生を終えるらしい。ま、今さら「喉越し」でもないわな、気管支にでも入って窒息でもしたら大事だ!

パキスタン経済がコロナや大洪水で急激に悪化、僅かな職種以外は軒並み国内総生産が20%も縮小し物価高騰の中、GNI国民一人当たりの総所得も2-3週間前の記事だったが20%くらい落ちていた。国内での雇用先は見込めず政府はデフォルト寸前、建設業界以外は青息吐息ではないかな。そんな中、昨年末の時点で約1250万人が正式な手続きを経て50ヵ国以上で働いており、そのうちの96%がサウジやアラブ首長国で働いていると統計にはある。が、パキスタンでは中味のない私学ばかりが増え、大学を出て来ても使えん若者ばかりが年々生み出されて行く。日本も意欲ある者は海外へ出て行くような状況が増えつつあるのかな。