暑中お見舞い申し上げます

日本では長かった梅雨が明けたと思ったら猛暑の到来と。本日の関東では40℃超えの地点が多くあったとのニュース。日本では年々、紫外線が強くなり暑さが厳しくなっているように感じると、知り合いたちも言う。湿度も高かろう、暑くても寒くても年寄りにはこたえるものだ。     
だが、温暖化・地球の気候変動を招いたのは私たちの近代的な暮らし・・と言いながら、便利な暮らしを捨てようとはしないし、今さら捨てられるものではない。が、各人、温暖化に対して(蟷螂の斧であると知りつつも)努力の片りんくらいはしているのかしらン? オバハンはスタッフたちにドケチ・超貧乏人の出身に違いないと言われつつも、胸を張って「ごみ最小限・プラスティックごみは出さない、バザールからもゴミになりそうなモノは持って来ない」をしている! パキスタンイスラーム国家のせいか、相互扶助があってインドのように餓死者はない。
どんなに貧しくとも飢餓という状態に陥ったことがないのか、パキスタン人たちは平気で食べ物を粗末にする。食べ物を捨てると言う行為によって、自分は貧しくないのだゾという、優越感に浸っているようにも見える。チマチマした残り物でも捨てずにいる、始末屋のオバハンの感覚では耐えられない!

パキスタン人やスタッフたちへの愚痴はさておき、「温暖化」というキーワードを検索すると、地球の温暖化は嘘だとか、地球は温暖化によって大変な事態になる、南極やシベリアでは・・など等の論説・記事で賑やかだ。ただオバハンの皮膚感覚で言えば、40年間暮らしているイスラマバードでは温暖化をさほどに感じてはいない。カラコルム・ヒマラヤへ行く人たちが相手の商売なので、天候や山々のへ降雪などには物凄く神経を使っている。確かに一部では氷河が後退もしているが、全体としては曇り空や降雪日が多くて全体的に見れば、昔よりも気温が高くないように想えるのだ。とは言え、連日、体感温度は44℃で厳しい。1時間も外で作業をすればヘトヘト、絞れるほどの汗が出る。