春はすぐそこまで来た

子供たち(と言っても15歳、13歳)の送り迎えに朝夕同伴、連日バタバタしている。もう数年も勤めている運転手ではあるが、100%信用して任せられないという不便な社会だ。アフガンで女性の外歩きが出来ない、云々と似たような国情、女性の外出にはリスクが伴う・・と知っているからの用心とも言える。きょうは子供たちを学校へ送り終え、その傍ら晴れた日が4日間も続いたので「さぁ!」とばかり気合を入れて野外大バザールへ行った。八百屋の通り2-300軒の店頭には予想どおりに野菜が満載、そして安い! 雨続きで出荷できなかった野菜たち、晴れ続きを機に一気に店頭へ姿を現したと言うところか。冬場というのにトマトまでが半額だ!というか、昨冬の6分の1だ。大根も蕪も高級野菜の筆頭ブロッコリーまでが普段よりうんと安い、晴れてもなお2日間、買い物を待った甲斐があるというもの、嬉しいなぁ~ 単細胞のオバハンゆえの喜びだ。
子供たちの学校は我が家からは真南の郊外、信号や出勤時間のラッシュに引っかからなければ車で僅か15分の距離だが、時間帯によっては1時間近くもかかる。最近はようやく地平線に真っ赤な太陽の昇るのが見えるようになって来たが、冬場などは夜明け前の暗さだ。日一日と夜明けが早くなり、朝の礼拝への呼びかけ声も早まっている。郊外では菜の花が咲き出しているし、春はもうそこまでという雰囲気。晴れた日の昼間は18℃、これから3月イッパイまでの2ヵ月半は花満開の素晴らしい季節だ、嬉しいなぁ。