宝クジに当たりますように!

アッと言う間に9月も半ば乾季に入ったが、セカンド・サマーと呼ばれるくらいだから昼間の体感温度は40℃を超えている。でも夜明け前には23℃にまで気温が下がり、屋上で飲むコーヒーが乾いた身体に染み入るな。屋上ではいつの間には100鉢以上に増えてしまった植木鉢を半分に減らそうと、この1週間ばかり大汗をかいている。中にはモンスーン真っ只中に、政府の「100億本の植樹キャンペーン」に乗っかり?せっせと挿し木をした鉢もある。     いつの日か・・息子が宝クジにでも当たって、大きな農地でも買ってくれたら・・その土地へ果樹たちを移植しよう。果樹園は馬に乗って見回りをしよう・・などと例によって天下泰平の夢を見て、たくさんの果樹を育てている。宝クジ、オバハンは生まれてこの方、ただの一度も買ったことがないから当たることはないのだが、どういうわけか子供たちは時たま「買う」のだそうだ。夢があるのは素晴らしいナ~    馬で思い出した・・昨秋のちょうどこの時期、馬に乗ってナンガパルバットの山麓を歩いていたわ。8126mの山頂から雪崩落ちた氷河を目の前にし、馬に揺られて大名トレッキング。夏場の4ヶ月しか稼げない村人のためにと馬を利用する。そう言えば社会福祉的な一面がないこともないが、現実は自分の足で歩くのが辛いだけだ。辛いのは嫌だが8000m峰は真近に見たい・・馬が居なければヤクに乗り、ヤクがいなければ人間の背中にも乗るぞ!と決めて久しいオバハンだが、今年は何処へも出かけていないなぁ~