こんなに清々しく、かつ酸素の多い「新年」は初めてかも・・と、深呼吸をしながら感慨にふけっている。幸せの極致、バンザイ正月！ ３ヶ月間の試用期間が終わりコック様がクビになった。何度も書くようにパキスタン料理は旨く、きれい好きではあるが、なんせ何をするのにも超手が遅い。スタッフたち全員の食事を外から買って来てもコック様の人件費には届かず、コック様が惜しみなく使う材料費も３ヶ月前の倍近いとあってはコスパが合わなさ過ぎる・・と言ったところか。かつオバハンたちが食べる食事の用意はまったく出来ず、オバハンなら２時間半で５－７種類のパキスタン料理を用意できるが、コック様は１－２種類が精一杯だし、オバハンが作る日本食等のアシスタントをする気もない。新たなことを覚えようとする気もない上に口だけは達者とあっては、コックとしての存在価値が無いものな。とにかく酸素の多い、清々しい新年になって万々歳！
ただ、１週間ばかり前の読書中、起き上がろうとして左肩甲骨の下あたりを寝違え、呼吸も出来ないくらいの痛みで何をするにも往生。今冬の休みはコロナで日本へも行けず、子供たちがイスラマバードで過ごすとあって、お嫁チャンが「お節料理に挑戦」と。ウチのお嫁ちゃんがオバハン以上に物持ちなのは知っていたが「出て来る出て来る」賞味期限切れ。大昔から正月のお節料理は冷凍庫など等の大掃除を兼ねてはいたが、お嫁チャンの倉庫・冷凍庫はオバハンの倉庫を上回る。カズノコはもちろん、きんとんの色付け用クチナシ、黒豆など等まで持っていたものな。カラチから再び大量に空送されて来たタコ、イカ、鯛、舌平目、エビをふんだんに使ってのお節料理。
酸素の多い家中で幸せ満喫、今年も良い年になりますように～～ それにしても３ヶ月間、よく我慢したなぁ～～ コック様も思っているかもな・・マダムがキッチンに入り料理に口を出す、なんと難しい家か！と。
