37.5度の熱

「37.5度以上の熱が4日続けば」としていたコロナの相談・受診の目安が、2-3日前から37.5度以上の熱でなくとも、軽い風邪症状が続けば相談するようにと変わった。日本では相談センターや医療機関への電話は繋がり難く、よほど強硬、あるいは医療関係者であることの説明でもしない限り、PCR検査をして貰えないと、どれだけニュース等にあったか。 
日本人は几帳面・四角四面だ、特に役所に勤めるような方々のオツムは特殊なのか、自分自身での判断が出来ない。臨機応変に融通を効かせることが出来ない。というより、日本全体が個人の判断を許さない風潮に染まっている。確かに突出せず、横並びでいるのは無用な気遣いもせずに済むのだろう。おそらく・・失敗や、その責任を取らされる事などを恐れるのだろうが、失敗したからと言ってどうだというのか! 莫大な損失でも出さない限り、そして損失を補填せよと言われない限り、怖くもなんともないではないか・・と考えるのはオバハンだけかね? 失敗・失策、それに対する注意・叱責を受ければよいだけだろう、命を取られるわけでもなかろうに!   
保健所や相談室とやらへ掛けても掛けてもかからない電話。検査を受けられず、家など静養している間に相談者が重症化し、亡くなられたとしたら後味が悪くはないのか? 「規則通りにやっていたから・・」という言い訳で自分を糊塗するのかね? 自分の担当地域でコロナが重症化、誰かが亡くなったと聞く方が辛いと思うが、オバハンの考え過ぎかね。
実は、きょうパスポートの更新、受け取りに在パ日本大使館へ行った。コロナのせいで何事も予約制、誰にも会わずに静かな館内。そこへ入る前の受付、ボディサーモで体温測定。オバハンは何事も無し、息子は何度か計り直すが37.5度。係官、顔が強張っていたな。横着なオバハン、「今まで日光浴をしていたせいで体温が高い」と。実際問題として体温などは個人差もあろうに。普段から平熱が高い者はどうするのかと言いたい。
現代の日本人は「楽をしていて」筋肉量が少なく、体温が低めという。我が家は肉体労働者の家じゃ、体温は常に高めじゃわい!