勝ち負けに拘るオバハン

10日前はコーヒーに負けた、昨日は味噌に負けた。今年に入って既に2度も負けたが今朝は肩・腕に筋肉痛はなく、寝る前に飲んだ痛み止めのお陰で腰もスッキリ伸びた! 「よぉ~し、快調、昨日の分を取り返したゾ!味噌とは1勝1敗じゃぁ~」他人様から見ればどうでも良い理屈をこねて、朝から気分が良い。
オバハンの勝ち負けは、対人にならないのでストレスには遠い。幼い頃から他人との関わり合いには興味が薄く、運動も団体競技は出来なかった。向上心はある、ただ、それが他人との比較競争に向かわないだけだ。世の中には勉学でもスポーツでも優秀な方々がいっぱいおられる、そんな方々と競争してどうするのか?と、劣等生だったオバハンは早くから達観していた。
「知の巨人 出口先生」がおっしゃるように、オバハン自身にとっての面白いか、面白くないか。そして自分の決めたことに近づいたか、どうかだけが勝ち負けの基準になる。「他人に厳しく、わが身に優しく」を地で行くオバハン、自己満足、自己肯定感が強いので生きるにはラクチンだ。
当地にはマイナス思考の人が多い。何かの作業を言いつけると「出来ません、わかりません」との返事が戻る。たぶん失敗したことによる叱責を恐れるのだ。反対にオバハンは思いっきりのプラス思考だ。ダメで元々、何事もやってみないと分からないと思う。おそらく想像力に欠けるのだろう。ダメの想像が出来ず、取りあえず何でも試してみる、ダメなら再考、何度か別の方法を試す等を繰り返す結果、失敗は山のようにある。が、それにメゲナイ。   
日々の目標は手の届きそうなモノ、遠~いところに置いているモノ、幾つもある。夢のような目標であっても心の底に忍ばせておいたら、ある日、実現を見たこともある。実現のための、やるかやらないかを決めるのは自分だ、続けるか続けないかを決めるのも自分だ、他人と競争しないから息切れもない。