ロックダウンはプラス思考への道のり

4月も終わりだ。急に暑い日があったり、雨で気温が急降下、ヒーターが欲しいと思ったりと体調管理の難しい1ヶ月だった。おまけに子供たちには春休みもなくズッ~とバーチャル・スクール(オンライン授業)体育の授業にはランニング・マシンを使って走り(走っているところを5分だけ先生に見せるという荒業?でしのいでいたが)なんとか子供たちなりの工夫した暮らしをしている。これからの世界は在宅勤務とやらが増えて行くのだろう、子供たちが社会へ出るには10年以上もの先だが、長いオンライン授業は良い経験になったと思う。何事もプラスに捉える訓練、プラス思考への道のり、自己肯定感を高めることに繋がって行けば良いと思う。オバハも家に居る息子家族のために昼と夕食の献立に頭を悩ます日々、まだ続きそうなロックダウンだがボケ防止の一端だろうと感謝モノだ。     
あらためて考えて見れば武漢でコロナ禍が始まってから、まだ3ヶ月間しか経っていない、なのに世界は激変。この激動がいつ収まるのか、オバハンだけではなく多くの人が抱いている疑問だろう。だが、世の中には「すべては神の御心」と思うことが出来る人たちもいて、あまりの価値観の違いに呆然とする。神のなすがままに受け入れる、矮小な人間が将来を思い悩む、考えることは「悪・不遜」だと言われてもなぁ・・    
2000万人以上が暮らす大都市カラチ、陽性と診断された後で、自宅隔離を望む人が80%だと。1部屋に数人から10人が寝る大家族での暮らし、「血族の連帯、他人の眼を意識する恥の文化」では、隔離は恐怖なのであろう、呼吸困難などの重体に陥って初めて病院へ運ばれるとニュースにはある。保健省の当局者も軽症者に隔離を強制できないという。室内に監視カメラを設置して感染者を見張る中国とはえらい違いだ。