ホットケーキミックスの転売はけしからん!

ちょうど1ヶ月前、アメリカで小麦粉とイーストの需要が5倍になり、品薄というか足りなくなっているという記事があった。イタリアでも同じようにピザやパンを自宅で焼くようになって小麦粉の売り上げが伸びている、スーパー等から小麦粉が消えたというニュースが3週間くらい前だった。パンやピザつくりなどは家で時間のある時にしか出来ず、退屈しのぎにはもってこいの作業だし、自分の焼いたパンやピザは愛おしいもんな。そして日本も1週間くらい前から「ケーキミックス」が手に入らない、ネットで転売されているとのニュースがチラホラ。    
ご丁寧にきょうは農林水産大臣までが「ホットケーキミックスの転売は、極めてけしからん」だと。日本は貧相な国だねぇ~ 農林水産大臣なら、もっと大所高所の観点で、今後、起こりうるかもしれない食料不足等に対処できる視野でのモノを言って欲しい・・そう思うのはオバハンだけではないと思うがね。      
そして消費者もケーキミックスなどにこだわることなく、そして工夫をするまでもなく、一手間かければよいだけではないのン。それとも日本人はマーケットに並ぶ「ミックスされたもの」でないとケーキが焼けないのかね? イーストの使い方はチト気遣いが要るけれど、今どきはネットで検索すればどんなレシピでも手に入ろうに。    
ウチの事務所では、登山隊やトレッキングのお客さんへ持たせる食料品の中に、現地で水だけまぜて焼けばホットケーキになるようにと、自家製のケーキミックスを用意して来た。あんなモノは時間がある時にチャカチャカ混ぜて「粉のまま」置いておけば何時でも使えるのに。何でもかんでもマーケットで買うという生活スタイルを見直す時期かもね。   
いろいろ工夫するのも手作りの楽しさではないのかね?何回か失敗すれば失敗も「知恵」の積み重ねになると、オバハンは想うが。失敗してそこから学ぶ、知恵が積み重ならない人は、その人の責任です(キッパリ!)