終日小雨、日中気温は13℃。寒くなってコロナの罹患者が急増、パキスタン国内の全ての教育機関は明日26日から1月10日まで閉鎖になる。教育機関の再開は、1月11日になって「状況を再評価」して決めるとか。都市部に暮らすゆとりのある生徒・学生は、オンラインで学べるが、地方へ行けばネット環境などは整っていない。先般のパキスタンのネットユーザーが8000万人近いという数字(人口の40%弱)を見ても、地方へ行けばネットへの環境が整備されていないのが分かる。中には携帯電話を駆使して・・という勉強法もあるにはあるが、学ぶ方も教える方も大変だ。特に真面目に教えようとすれば、その負担は半端ではないだろう。もっとも双方、手抜きも可能だろうが。
きょうは日中気温が13℃ということもあり、子供たちのためにガス・ファンヒーターを1つ付けたら、キッチンでの煮炊きに支障がでた! どこの家でもガスのヒーターなどを使用しだしたのだろう、ガス圧が低い。これからの食事準備はガス圧の高い時を見計らわなくっちゃな・・ 我が家の子供たち、オンライン授業で食事時間がみぃ~んなバラバラ、オバハンは終日キッチンで賄いに追われる感じ。本日の昼食は「タコ焼き」「蕎麦」「ラーメンライス」他、もろもろ諸々ごく普通の家庭料理。
カラチにいる友人は、「首都へガスを送るからというので、煮炊きも出来ない」と騒いでいるが、シンド州出身のザルダリが大統領の時は、カラチ(シンド州)最優先で他の地区には電気が来なかった。パンジャーブ州などでは年中17時間もの停電だった。真夏45℃にもなろうというのに、扇風機も使えない過酷さ。自分の支持地盤を優遇する気持ちも解るが、パキスタンの指導者は露骨過ぎるもんな。