トランプと正恩、どっちが上?

2018年も早や4日目、当地には西暦での新年を祝う習慣はなく、年末年始も日々、平日。
パキスタンでは1月1日からガソリンや軽油などの燃料が5%も値上がり、また、1日のトランプ発言に対してパ政府が駐パ米大使を呼び出して不快感を告げる等、異例の反応を示している。
さらには、パ政府と高官を潤すだけのCPEC(一帯一路)プロジェクトに対しても、ようやく厳しい目が注がれ、中国人を標的にするテロ脅威が高まっている。
相変わらず年明けから気合の入ること甚だしいが、この混沌としたパキスタンに限りない愛着を感じるオバハンだ。

アメリカではトランプが「自分は正恩よりデカイ、核のボタンを持っている」と競い合って威張っているが、正恩サマもトランプ様も、素晴らしく同列だ。どちら様の精神状態も懸念すべき状態にあり、世界の悲劇に直結しているところが怖い。

トランプ様のことは良く知らない。だが、この大統領サマはやはり相当にオカシイ。トランプ大統領の就任から1年、いったい何人の補佐官や、側近と呼ばれる人々が離れて行ったか。離れて行ったのか、クビにしたのかは定かではないが、そうした人々をくそみそに言うトランプの品性は??
まったく、とんでもない人間をアメリカは大統領に選んだものだ。北朝鮮の「選べない」不幸と、アメリカの「選んでしまった」不幸……どっちもどっちで2018年も明るくはない。
日本もトランプ様のご親友であらせられる(と、安倍だけが思っているのかもしれないが)安倍を頭に頂く日本も相当、歪んでいる気がしてならない。