年明けから、生まれて初めての介護生活で疲れている。
パキスタンへ移住して40年近く、元々が超親不孝者で親の介護もして来なかった。介護がどんなに負担なのか、読み物でしか知らなかった。だがようやく、いま介護負担の一端を知って反省している。介護に関わっている方たち、なんと強いのかと。
子供たちが大切にしている犬(ラブラドール)が急に食欲不振、6日から一気に体調悪化。体温が下がり垂れ流しでクリニックでは毎日朝から夜まで点滴、日帰り入院。人間サマ並みの検査色々で分かったのは甲状腺異常と。ラブラドールの純血種は遺伝的に多い病気だそうで、3日間は息絶え絶え、もうアカン、医者も手遅れ気味と言う有様。
夜は体温が下がらないようにと、ストーブの傍でスタッフがズレ落ちる毛布を掛け続け、オバハンはスタッフが寝ないで犬を見ていてくれるかとスタッフのチェックで睡眠不足。ようやく薬が効いたのか数日前から食欲も出て来たが、未だによれよれとしか歩けず介護が続いている。
それにしてもウチのスタッフたちはえらい。ブタに続いて不浄な動物と想われている犬なのに、嫌がらずにみてくれる。中型犬なので30数㎏あるので抱きかかえられないオバハンに代わって抱きかかえ、階段の上り下りに手を貸している。
介護に携わっている方たち、みんなに敬意!!