トランプは世界平和を脅かす存在だ

日本大使館からも「注意喚起」が出た。
アメリカがエルサレムイスラエルの首都と認定したことで、大規模な抗議集会が行われ、暴動等に発展する可能性が否定できないと。日本大使館からの注意喚起だけではなく、ヨーロッパ諸国や中東でも、こうした注意喚起は出ている。
トランプこそは世界平和を脅かす存在だ。北朝鮮金正恩を煽り、今また国際社会に反する行為を堂々とやってのけた。
アメリカの大統領であれば、議会の承認なしに何でも出来るのかと、最近は疑問が嵩じている。
何時だったか「気まぐれブログ」で書いたが、911同時多発テロアメリカに煽られた結果ではなかったか。アメリカは世界の警察官だと言いながら、その実、結果的に世界中にテロを蔓延させている。

先月末、オバハンの書いた小説「赤いモスク」が合同出版社から出版された(アマゾンでも購入できる)
2007年にイスラマバードで起こった「赤いモスク」事件をきっかけに、パキスタンの治安は一気に悪化。それまで年間300人余りのテロ犠牲者が、翌年から40倍以上に跳ね上がった。神学生たちをテロと言う抵抗運動に走らせたのもアメリカが原因だった。そうした諸々を含め、日本人には遠いイスラーム(教徒)の心と社会を小説で書いてみたが、アメリカからかけられたスクリーンを透してイスラームの世界を見ている日本人に、オバハンの小説がどう受け止められるのか。