金正恩より危険なトランプ

毎年6月には日本へ行き、大概は2週間くらいが滞在の限界で、胃が痛くなったりなどの不調が始まり、パキスタンへ逃げ帰って来る。なのに今回は10月下旬に日本へ行って、10数年ぶりに日本での滞在が1か月を超えてしまった。
マーケットに溢れる品々、人々の暮らし…… 日本経済は停滞したままだというが、それでも日本の豊かさは世界的に見てトップクラスだと思う。個々人の生活には差がでているのかもしれないが、治安の落ち着かない国で暮らしていると、平和=豊ってことの意味が凄く解り、素晴らしいとしみじみ思う。

その世界の平和を崩す行為に出たトランプ。正気の沙汰ではないトランプ。
トランプがイスラエルの首都をエルサレムに認定するとのニュースに仰天している。トランプは日本時間の7日午前3時に、エルサレムイスラエルの首都と認める演説をする予定だという。日本ではお隣の北朝鮮問題が喫緊だが、国際社会ではイスラエルの首都をエルサレムにする方が大問題として見られている。
国際社会はエルサレムイスラエルの首都とは認めていない。イスラーム諸国が猛反発するのは必至だ。

このエルサレム首都問題で、トランプは金正恩より危険な存在ではないかと、改めて考えてしまった。世界の平和を脅かすのは北朝鮮ではなく、今のアメリカだ。