ユーチューブ解禁

一昨日、パキスタンでは「ユーチューブ」へのアクセスが3年ぶりに解禁された。
イスラーム的な動画がユーチューブにアップロードされ、イスラーム原理主義者だけではなく、敬虔な一般イスラーム教徒からの激しい抗議活動もあって、政府はユーチューブへのアクセスを遮断して来た。
政府が有害な動画とみなせば削除を要求できるという建前ながらも、ユーチューブが解禁されたのはメデタイかも。
グーグルは、「政府から削除要請のあったコンテンツについて、社内の審査を経ずに自動的に削除することはない」としているところが、ミソとも言えるか。


昨日、ペシャワールに近いチャールサダの大学が襲撃され、たちまち大きなニュースとなって流れた。犯行声明はTTP(パキスタンタリバン運動)の分派となっているが…… 真相は怪しいものだ。というのも、こうした事件が近日中に起こることを予想し、それは「内政に関するものだ」と口にしていた人たちが何人もいたからだ。
死者は21人に上り、負傷者は18人という。報道によれば「軍報道官が、『襲撃犯はアフガニスタンの多数の人物と連絡を取っていた』と述べたと言うが…… 極論から言えばパキスタンの局番でアフガンへも電話がかけられる地域もあることはあるし、アフガニスタンとのコンタクトがあるからどうだというのか!
バシバシ書きたいのに書けず我ながらチト、もどかしいな……