15年ぶりくらいの雪

古い記録を見ないと分からないが、首都で雪を見るのは(たぶん)15年ぶりくらいかも。
春の嵐と共に3月や4月初めに大量の雹がふることはあっても、雪はめったにない。
もっとも降雪といえども市内ではなく、マルガラ丘陵の中腹までが真っ白になった。昼前に上がった雨の中で浮かび上がった白い丘は、写真を撮る人でいっぱい。 カシミール出身のスタッフたちは「実家には75㎝もの雪が降った」と騒いでいるから、やはりこれほどの降雪は珍しいようだ。

温暖化、温暖化というが、まったく実感できない。特にこの15年、毎夏の酷暑期間は短くなっている。30年以上もの昔には4月10日といえば眠れないくらいの暑さだったし、10月の声を聞いて初めて、ようやく(熱い空気を吸わなくて良いようになり)深呼吸ができて眠れるようになったものだ。 早い話が、近年では酷暑と思えるのは3カ月だけになっている。

日本では今週末に荒天になるらしい。「全国的に南風が強り、春の嵐となるでしょう」ということだが、イスラマバードは昨夜が春の嵐。春雷はほぼ一晩中だったし、今朝は「なに?この雨?」というくらい土砂降りだった。