パキスタン 弾道ミサイル実験に成功

インドの弾道ミサイル実験成功から6日、パキスタンも本日、核弾頭を搭載できる中距離弾道ミサイルの発射実験に成功した。 19日のインドのミサイル実験を受け、パキスタンも「絶対にヤルに違いない。 それでは何時になるのか??」というのがオバハンや多くのパキスタン人の関心事だったかも。
インドのミサイルが射程5000km、北京や上海をも射程に入れられ、中国をけん制できるのに対し、パキスタン弾道ミサイルは射程3000kmくらいと見られているらしい。パキスタンにしてみれば中国は友好国なので射程距離は必要ではなく、より精度求めて改善してあるとか。

アメリカは中国に次いで人口の多い大国インドには甘々だが、イスラーム国でもあり弱小国のパキスタンに対しては様々な理由をつけアメリカにとって都合の良いように使おうとする。前回の「実験」では経済制裁を受け、パキスタン経済は10年余後退したと言われたが…今回はどうなるのかな。

インドとパキスタンは分離独立以降、敵対関係にあるが、つい先日、ザルダリ大統領が息子を連れてインドを訪問(大統領の訪問としては7年ぶりとか)。印パの関係改善に務めようとしているのには、パキスタン経済がさらに悪化して行きつつあること。
おまけに今春の天候… 実はまだ薄がけ布団をかぶっておリ、昨夜の最低気温は15℃だった。 ということは農作物の出来に今年は大きく影響するのではないか??? イザとなったら隣国インドからの援助や支援を望みたいとするザルダリの深慮遠謀といえるのかも。