「基地沖縄」がパキスタンへもやって来る

またまた出ました~~~  過日のクリスマスにアメリカであったの飛行機爆破テロ未遂事件は、息子の嫁ハンが「きっとイエメンを攻撃するための理由付けですね…」と、言っていた通りになった。 ブッシュ時代と同様、オバマは物事の真実を見つめようとしない国民を相手に、何時までアルカイダの脅威を言い続けるのか?   
どこの国においても反政府武装勢力というものは存在するだろう。反政府武装勢力だからと言って、そのすべてが悪いわけでもない、政府やその後ろに存在する大国に対しての正当なるレジスタンス活動であることも多い筈だ。

それらの活動をもひっくるめて、存在するのか、しないのか判らないアルカイダなる名称を未だに言い募り、イエメン政府に対する軍事協力を強化し、イエメン国内にあるアルカイダの拠点に攻撃を進めるだと。 アフガンやパキスタンに対したやり方とまったく同じことをオバマはイエメンでも試みるらしい。

考えてみればアメリカにとっての「沖縄基地」と同じものを、世界各国に展開しようとしているだけだ。アメリカにとってアジア太平洋での戦略は、在日米軍と基地がなければ成り立たない。 同様にアメリカにとって、ロシアや中国、そしてアラブの国々を睨むためのアフガンやパキスタンは、絶対に手放せないものだ。

過日はイスラマバードアメリカ大使館がイラクに次ぐ世界第二の規模だと書いた。しかし、今、アラビア海に面しペルシャ湾にも近いカラチ市に作っているアメリカ領事館は、その規模を上回るのではないかと思われる。ゴルフ場や野球場、果てはアメリカ人たちにとって必要な数々の娯楽施設、何のために3000人もの人間が住めるアパートやマンション群が領事館の敷地内に必要なのか?  「基地沖縄」がパキスタンへもやって来るのだ!!
この「パキスタンの沖縄基地化」に反対をすれば… 火炎瓶の1個も投げれば… 我々は武装勢力とみなされるのであろうか!