かめのり賞、受賞

夏のザ・ボディショップニッポン基金に続き、かめのり財団から「かめのり賞」を頂けることになった。
かめのり賞とは、「交換留学、文化・スポーツの青少年交流、語学教育など、日本とアジア・オセアニアの相互理解の増進に草の根で貢献している方々の活動を顕彰し、支援する」という目的で設立されたもので、今回が3回目となり、NWAは長年の実績が認められたようだ。
というか、日頃からさまざまなご協力を戴いている「NPO日本・雲南聯誼協会」から推薦書を頂き、NWAの事務局長の尽力が大きかったと言い換えるべきだ。

日本経済は景気が悪化し寄付などが少なくなる中、かめのり賞で頂ける50万円は非常に有難く、現在準備を進めている算数教室などを中心に活用したいと考えている。  前にも何度か書いたが、貧しい家の親たちは日々、食べることに必死で大概が識字には縁遠く、自分の名前の読み書きが出来る程度であることが多い。当然、子どもたちは家で勉強を見てもらう機会がない。
結果、3年生の算数で落ちこぼれ、学校へ行かなくなる。落ちこぼれた子どもたちの多くは畑を手伝ったり、近所へ子守に出ながら成長して行く。中には口減らしのために神学校へ送られる子もある。

神学校でイスラーム学やコーランの朗誦を習うのは良い、しかし中には過激で狭いイスラーム知識を教える危険な導師もいる…。 子どもたちを危険なイスラーム思想から遠ざけ、1人でも武装勢力にしないための取り組み、算数教室を真剣に展開して行きたいと思っている新年だ。

みなさま、今年もNWA(日パ・ウエルフェアー・アソシエーション)をよろしくご支援下さい。