2010年明けました~~~が、めでたくもなし~~
年末年始、首都は厳戒体制だった… 特にシーア派のアシュラとベナジール元首相暗殺2回忌が重なった12月24日~26日までは買い物にも出られなかった。バザールへ行ったスタッフなども道を歩いているだけで警官隊に追い返される始末で、考えていた「おせち料理」も腰砕け。 常に1ヶ月は篭城出来るだけの食料を怖がりなオバハンは備蓄をしている、しかし新鮮な野菜は備蓄できない。
*アーシュラー:イスラーム暦の1月10日目の行事だがスンニー派とシーア派では、やや受け止め方が異なる。シーア派では3代目とみなされる最高指導者のフセインが殉教した日で、人々はフセインの死を大声で喚き、涙を流して嘆き悲しむ。また人々は鎖やナイフで自分の体を鞭打って哀悼の意を表現する日で宗派間の衝突が起こりやすい。 *ベナジール元首相の2回忌、思っていた以上に彼女の影響は薄くなっている。
アメリカでもクリスマスの当日、デトロイト空港に着陸直前飛行機で「爆破テロ未遂」だとニュースで大騒ぎだったが… 爆破未遂犯の反対側、右列の窓側に座っていた男性が中央列の座席を飛び越え、容疑者に飛びかかって、格闘、制圧したと。 何でも疑うのは良くないけれど、まァ、なんと都合よく犯人を取り押さえられたこと!!!マッチポンプ的な感じだわ。
その事件を受け、オランダはスキポール空港の保安検査強化。衣服の下を透視できる全身スキャナーの使用を開始すると発表。 爆破未遂犯はスキポール空港で航空機を乗り継ぐ際、金属探知機による身体検査と手荷物検査を受けたが、異常は見つからなかったと。 それで未遂犯が空港での検査をくぐり抜けたのかも謎が残ると…。 911同時多発テロを初め、大きなテロ事件の背景には必ず「謎」があり、近場で見たり直接感じたり出来るものには解ることがある。大概はムニャムニャ…
オバマのアメリカは何としても世界中に恐怖を与え続けたいらしい。そしてアフガンやパキスタンへの「攻撃場」を手放したくないようだ。多くの日本人はオバマがどれほど好戦的なのかを知らない。