パキスタン軍による「核兵器の管理」

出た出た~~~出た~~~ パキスタン軍総司令部GHQで起きたテロ、そして立て篭もり事件で……
パキスタンでは軍が核兵器の管理をしているから、今回のテロ事件は『核の流出』に対する『懸念』を深めたと。アメリカ様は、きっと国際社会に対して、これを言いたかったのだろうな!!
まぁ、実際問題として、軍総司令部にテロリストを入れてしまった不始末。単に不始末との表現では済まない大汚点… さぁ軍部と政府はどう対応するのか?


岡田外務大臣が電撃でアフガンを訪問。北京からドバイ経由でアフガンへ、そしてパキスタンインドネシアと精力的だ。しかし、そんなに飛び回って熟慮する時間があるのか?(いずれも現地滞在は1日だけで)モノが見えるのか?大丈夫なのか?  そのために多くの役人や専門家たちがメモ帳を持って岡田外相の目となり耳となるらしいが…
日本政府はアラビア海での海上自衛隊による給油支援活動を「単純延長しない」と言っている。これは当地に暮らす我々から見れば支援不要のシロモノだから、断固止めて欲しい! 第一、給油されたものがどう使われているかも明確にされていないのだから…
ただ、国際社会と歩調を合わせる意味合いでは、給油に代わるアフガン復興支援は必要だろう。アフガンの人々に水と雇用の確保が出来る民生支援を。

そしてアフガンからのチャーター機が時間通りにイスラマバードへ到着していれば、今頃、岡田外相は空港からホテルへの道を走っていることだろう。アフガンでは、反政府勢力タリバーンの支持基盤を切り崩すための支援(職業訓練、就業の機会の提供)を表明と報道されていたが、アフガンだけではなくパキスタン側でも同じことが言える。武装勢力を抱えてしまったアフガンとパキスタンは、一体として見た方が良いだろう。
ただし、反政府勢力タリバーンの支持基盤のある北西辺境州で雇用の創出支援はなかなか厳しい。国民の血税でもある莫大な支援金だけを、どこかへ丸投げする支援だけは止めて欲しい。