パキスタンの金利12%

本日の最低気温は1℃、最高気温も8℃、冷たい風がピューピューというので、外出にはダウンジャケットを着て出た。3月も半ば、ダウンジャケットは要るまいと想っていたが、さにあらずだ。日中気温26℃のイスラマバードから来たら、日本はやはり寒い。おまけにお彼岸だというのに、予報では雪マークですがな・・ほぼ全国的に寒く、「寒の戻り」なる単語を久々に聞いた。日本語の表現は実に多彩で美しい。

今日、明日は日本銀行のナンタラ会合が開かれ、マイナス金利が解除されるだろうとのニュースだ。マイナス金利の解除によって、どんな影響があるのか?と、チト勉強してみなくっちゃな。
パキスタン金利はむっちゃ高い。昨夏だったと想うが、政策金利は22%に設定されている。実質金利は12%で、1000万円を預ければ120万円の利子がつく。だが、インフレ率が30%とか40%(実際にはもっと高騰している)と凄くて、外貨の換金もレートが急激に下がるというか、悪化する中では、パキスタン通貨で預貯金などをしていれば大損をする。まぁ、想像するに・・パキスタンの金持ちたちは預貯金を初め、余裕があればお金を海外に置くのが普通だろう。国内には貯金もままならない庶民しか残らないのではないのかな? 南アジアの国々の金利は高いが、常にデフォルトなどの危険がついて回る。