春の編隊飛行

昨日は、朝のうちから「パキスタン独立宣言」記念の祝典行事の一つ、航空ショーの練習が始まった。軍部のゴリ押しによる「新しい政権」が発足し、元首相イムラーン・カーン時代の祝典行事より力が入っているのはアリアリだ。軍部と敵対し首相を辞めさせられたイムラーン時代は、おざなりで緩々な練習飛行だった記憶がある。だが、昨日・きょうの飛行訓練には力が入っている。戦闘機が、これでもか!これでもか!これでもか!と言うくらい模擬弾を放ち、延々と編隊飛行から単独のキリ揉み飛行までを丘の上空で繰り返す。それを飽きもせずに眺めるオバハン。それにしても・・ヘリコプターなどの編隊がヘロヘロ・ポロポロ飛んでいた2~3年前とは、力の入れようが違うな。戦闘機の編隊飛行が、耳を圧する爆撃音と共に頭上を飛び回るのは、インドを過剰に意識しているからだろうとは想う。だが、それにも増して軍部の存在をアピールしているとしか思えないのは、デフォルト寸前の財政難の今、この時期に惜しげもなく練習に使える経費がある??ということ。能登地震被災地で、被災者を励ますために編隊飛行を見せるたら、見せたいたらの話で物議を醸していたが、5分10分の編隊飛行よりも、やはり「復興が第一義」だろう。
このパキスタン独立宣言記念日を境に毎年、夏になる。今日の陽射しは、文字通り初夏。キラキラ・ピカピカの空に、ほど良い微風。スモモの花が微風に乗って散りかけている。あぁ~散ってしまう・・

昨夜はバッタリ・キューと熟睡、きょうの爽やかさは心身ともにピカイチだ。やっぱり犬と寝るのは止めよう!と堅い決心をするのだが、「ええ?部屋には入れてくれないのン?」という悲しげな犬の表情を見てしまうと、ついつい弱気になる。