元首相イムラーン再婚禁止期間に結婚、有罪判決

2月8日の選挙直前になって有罪判決が連続している元首相イムラーン、はやい話が現政権はイムラーンの「正義党」を恐れているということだろうか。正義党の信用失墜を加速させるために、現政権はイムラーンが、イスラーム法が定めた再婚禁止期間に違反し、現在の妻ブシュラと結婚したことに対し、昨日、有罪判決。元首相と妻にそれぞれ禁固7年と日本円にして26万円の罰金刑を言い渡した。イムラーンの最初の妻は英国の億万長者の娘、2番目はBBCだか、何処かのTVキャスターだったが、結婚後わずか10ヶ月で離婚。問題の3度目の妻ブシュラは信仰治療家なるもので、ブシュラと結婚すれば首相になれるとのご託宣。で、イムラーンは2度目の妻と急遽離婚し、ブシュラとの結婚を急いだ・・と巷間 でも伝えられていた。前にも書いたがオバハンが想うに、イムラーンは人の話を正直に信じ込むところがある・・だから、ブシュラが人妻であってもブシュラと結婚すれば首相に・・と素直に受け止めたのであろうか、ある意味、とてもおめでたい人だ。いやいや羨ましいと言うべきか?!
そして、このブシュラの元夫、イムラーンが首相の間は沈黙を保っていたのに、首相の座から転げ落ちた途端に裁判所へ駆け込んでいる「イムラーンと妻は離婚前から不適切な男女関係にあった」として。これは恥を重んじるパキスタンとしては超異例の事柄だ、自分の妻の不貞行為を天下に広めるなど・・名誉を重んじるパシュトーン族の男ならば(名誉殺人は認められてはいないが、パキスタンでは年間、約400件前後は起こる)黙って妻を撃ち殺していただろうに。

総選挙、暴力沙汰で死者が続出、選挙終了の9日まで全学校は休校になっている。