逮捕された時の心構え・・・

昨日は、元厚生事務次官で「偽証明書の作成」冤罪で逮捕。半年間の拘留の後、1年3ヵ月後に無罪判決を受けた村木厚子さんの「日本型組織の病を考える」を手にしていた。繰り返される不祥事の本質は何か?というサブタイトルが付いている。無罪判決後、検事による「物的証拠の改ざん」に対し、国家賠償請求訴訟を起こし、ここでも国は「認諾」で原告の請求を認めたとあった。認諾は赤木さん訴訟だけではなかったのだと。いずれにせよ、上からのプレッシャーで忖度せざるを得ない日本社会について、改めて考えさせられる本だった。が、真相解明よりも成果偏重主義の幹部(検事)を育てる検察という組織の風土というものに関しても、考えさせられた。いま自民党を中心に大騒ぎになっている政治資金裏金事件・・主任検察官の上におられる更にお偉いお方は「どんな結末」を描いて指示をされたのか??と。それによって国民がどんなに騒ごうが議員センセ方の「取り扱い方」が決まっているのか・・と、いつものごとく勝手なオバハンのあて推量、気分が寒々して冷えた。蛇足だが冤罪で官憲に自分が逮捕された時の対処、心構え、勉強になった!

昨日の午前中のみ陽射し艶々の晴れ、後小雨。このところ僅かな小雨だったが3~4日ほども続き、きょうも曇天後、小雨。おかげで桑の木などの落葉樹に残っていた葉っぱが全部落ち、空が一気に広くなった。落葉樹は葉っぱがスッカリ落ちてから10日もすれば勢いよく新芽が出る、2月半ばからは文字通り春だ。きょうは暦の上で立春。一応、太巻きを作ってみたが我が家の子供たち・お嫁ちゃんは、お上品なので太巻きなどを丸齧りなさらない! 食べやすく切れば「縁が切れる」との言い伝えらしいが、それを無視して「切りました」がな。縁が切れたら切れた時のことだわ、どうせ逝く時は一人なんだしぃ!!