新たな法改正、パキスタン

パキスタンイスラマバードの高裁はナワーズ・シャリフ元首相の汚職マネーロンダリング等などで禁錮10年だった判決を破棄し、無罪を言い渡した!! 最高裁は2018年に汚職マネーロンダリングなどで失脚したナワーズの「復権」を生涯認めないという判決でもあったが・・新たに今回、法改正で議員資格の剥奪上限を5年とし汚職マネーロンダリングなど等で失脚したナワーズは2月の選挙に出馬できるようになったと。
ナワーズは首相を3度務めたが、クーデターや汚職などで何回か有罪になり、既に2回は海外へ長期逃亡していたが(弟が2年前くらいに首相になったことで、以前の罪はチャラに出来そうだと判断し)3ヶ月前にパキスタンへ舞い戻って来た。2018年に禁錮刑を言い渡されナワーズ、病気でもないのに病気だとして療養のためにドバイや英国に滞在し、裁判所の呼び出しにも応じていなかった。
10月に帰国しての記念すべき帰国演説では「誰にも復讐したくない、すべての政党や機関の協力を得てパキスタン国民に奉仕したい」などと殊勝な演説らしかったが、聴いた人によれば言い訳と恨みつらみが溢れていたと。PPPパキスタン人民党の党首によれば「ナワーズは必ず復讐をするぞ!」とも。さもありなん、「眼には眼を、歯には歯を」というイスラームの教えを想えば、復讐はアリだろうとオバハンも想う。ただし眼には眼を、歯には歯であってもヤラレタ以上のことをして返すのは禁止になっているから、どこまで復讐するのか?まずはナワーズに不利な判決を出した最高裁の裁判官あたりが狙われるな。