殺人未遂

JRの品川駅で・・39歳の男性が女性をホームから突き落とし、殺人未遂で現行犯逮捕された男性。男性は「死ぬまで塀の中に入っていたいからやりました」との供述だというが、こんな殺人未遂罪なら刑期は3年前後から7年くらいであろう。本人的には考えた末の行動かもしれないが、第三者から見れば呆れるばかりの「短絡的な思考」だ。 高齢者が生活苦で3食付、簡単な医療施設も併設された上、冬は暖かく夏は涼しい??塀の中に行きたいと無銭飲食などを繰り返すなど等を読んだりはするが・・考えてみれば受刑者への国庫負担は莫大だ。国庫負担に見合う更正率であれば国民の1人としてオバハンも嬉しいが、更正して社会に戻れる人の率はイマイチだとか。で、念のためにデーターをチラ見したら重大事犯の満期釈放後の再犯率は 出所後10年で殺人犯は43%、傷害致死罪では60%、強盗56%、強姦56%、放火34%であるらしい。国庫負担から見ればなんとお寒い話か・・
つい最近(強盗殺人罪で)無期刑になり61年間も服役していた人が仮釈放され、出所した人に密着して取材した全記録がノンフィクションとして出版されたとの記事を見かけた。刑務所から出所した高齢者などに居場所を提供する支援団体に受け入れてもらえた出所者は運が良い、だが受け入れて貰えなかった人たちの多くは生活苦や社会から見放された疎外感などで再犯に走るのだろうか・・日本には「塀のない刑務所」が4ヶ所もあるとか。真摯に更正して貰いたいと活動し、元受刑者を受け入れる人たちは凄いと想うが、どういった心境になれば出来るのであろうか?