どさくさ紛れに出て来る追加の費用

次から次へと出て来る万博への「追加費用」 大阪・関西万博は維新の会が力を入れて開催を目論んだらしいが、ニュースをチラ見する度に追加の費用が計上されて行くではないの。誘致時に示された会場建設などの費用は1250億円、先の10月には諸々の資材・人件費などが上昇「万博会場建設費用は最大2350億円になる見通し」と、約2倍もの費用になっていた。それに関し、先般の予算委員会で岸田首相は「私としては、さらなる増額を認めない。諸々、厳格に監督して行く」との答弁。にもかかわらず、きょうのニュースでは、「会場建設費2350億円とは別に837億円もの国費負担が参院予算委員会で判明した」と。どさくさに紛れ次から次へと費用が計上されて来る、まだまだ出て来るな。オリンピックの時と同じだ、どこが万博の総合プロデュースをするのか知らないが。その費用も必要になるのだろう・・
共同通信が今月初め頃だったかに実施した大阪万博開催についての世論調査では、不要が70%近かったと記憶する。国民の3分の2以上が開催不要と考えているようなイベントに、国費が惜しげもなく流れて行くと想えば・・来年の国民負担税率は一体いくらになるのかね? 医者の娘が「働けば働くほど税金で持って行かれる、働かない方がマシなくらいだ」と嘆くような日本、そうした日本人が増えるとしたら国家としては大きな損失だとシミジミ思う。
2030年の万博はサウジアラビアで開催と決まったらしいが、中東やアフリカ等などでの紛争、それらが無くて世界が平和であって初めて開催が出来るイベントだ・・自我意識が薄いのも困りものだが、自我意識が強すぎるのも問題だ。