日本が貧しくなった証左の1つ

1969年代に発表されたゴルゴ13も一気に数冊も読めばやや食傷気味?になる、1960年末の国際関係を良く知っていないというオバハン自身の知識不足もあるが、荒唐無稽な設定もあって洗練されていない場面も出て来る。だが漫画と言えども、さらに良く読むには知識も必要だと想ってしまったな。まぁ無料で楽しませて頂いているものに文句をつけるのも失礼だが、近年のゴルゴ13には国際関係などの背景も含め、良く出来すぎていたということもあるかも。ともあれ50年余も昔のゴルゴ13時代の航空機には本当に座席だけしかなく、現在の長時間ゆったりとリラックスできる状態、TV画面に限らず何でもアリアリの至れり尽くせりとの違いを見つけてフムフム、そういう時代だったと納得したりしている。
航空機と言えばパキスタン国際航空PIAの危機はズッと取り沙汰されていて、今さらの感もあるが燃料費の支払い不履行により、国内線・国際線ともに多くの便が欠航と。職員への給与も支払われていないだけではなく、機体のリース代金も支払えず9月からリース航空機13機のうち半分以上が運航停止になる見通しとか。国内ニュースは何処を見ても読んでも暗いなぁ・・・
インドの貧富差はパキスタン以上だと想うが、今のところインド経済は日の出の勢いだ・・先のG20サミットでは中国・ロシアの影が薄くなり、インド・中東・ヨーロッパ経済回廊とやらが発足したというではないの! アラビア半島を経由してインドとヨーロッパを結ぶように設計されたこの回廊・・明らかに中国の一帯一路のライバルだな。インドの2022年度の経済成長は7%超え、2027年には世界第3位の経済大国になるという予測もあるとか。
それよりも何よりも驚いたのが・・日本からインドの企業に転職する方法(転職エージェント)の紹介記事があること。もっともこれはインドに限らずシンガポールや中東諸国などへの転職案内??もあるから時代を感じるわ。日本国内での低賃金を嘆くより、実力をつけて海外へ出ろ!ということだろうが、相手国はかって言われていた後進国、途上国、最貧国だもの。時代が大きく変わった、日本が貧しくなった証左の1つだな。