ピンチ!身動きが取れなくなりつつある!

幾つかの国でコロナ禍に対し「緊急事態宣言」が出て、なんやら落ち着かない。パキスタンでも1年で最も大切な行事の一つである「3月23日・独立宣言記念」を取りやめる。すべての学校も早々と2週間以上も前から休校、4月5日まで閉まる予定で進級試験などもすべて見送られている。   
昨日のニュースでは、イスラマバードから航空機利用でカラチへ行った人(海外渡航歴なし)に陽性反応が出たと。ということはイスラマバードでも普通に?陽性者はいると判断できる。日本政府がオリンピックなどを鑑み、陽性者数を増やしたくないのと同じで、当地でも諸般の事情で感染者数を抑え発表して来た。が、ここに来て「無理がある」と悟り、宿敵インドと手を携え「コロナ禍」を乗り切らなければならないと考えだした。コロナ禍だけではなく「蝗害」でもパキスタンと手を携えると。
インドのモディ首相は、インド経済が失調気味なのを受け、やや弱気になったのか、ようやく世界は一つと今ごろ悟ったかのかしらン。「グローバル化」たら言う単語が定着して20年くらいか?? 禍もグローバル化し、イスラマバードで普通に暮らしている一般市民がコロナ発症者となると、いよいよコロナ禍は全国的になりつつあるということだ。
オバハンにとっての問題は・・・いざという時にパキスタンから日本へのフライトがないこと。中国経由は既に一時運行停止だし、バンコック経由でも一時運行停止・減便が決まった。身動きが取れない、最悪時の予定が立て難いと言うのは問題だ。
息子の娘たちが行っている学校も、ついに月曜日からパソコンを介しての授業、バーチャルスクールに切り替わった。自宅からパソコンを介しての授業とは言え、時間通りに授業には出なくてはならないし、先生から出される課題を次々にこなさなくてはならないので、下手をすれば昼食時間も取れないシビアさだ。
何よりも家から外へは出られないという不便さを、子供たちは初めて味わう。子供たちにとって精神的にも良い経験へと繋がりますように~~~