コロナ包囲網が縮まってきた

一昨日から徐々に薄雲が広がり始め、きょうは陽射しがまったくない。昨日まではなんとか日光浴も出来ていたが、きょうは無理だな。明日と明後日は雨の予報、雨と言っても大降りになることはない。だが12月の雨は1年の中で一番冷たく感じる。中には霜で焼けるモノも出て来るので、昨日は幾つかの植木鉢は屋内へ入れた。大人3-4人でようやく持ち上げられる植木鉢を、きょうも幾つか運び込む予定。
明日からの雨ではコロナ患者がさらに増える事だろう。現在の患者数は42万人、陽性率は地域によって大きく異なるが、政府発表の報道によれば、コントロールの出来る状態は過ぎつつあるらしい。昨日はオバハンの暮らす地区800m×800mでは22人もの罹患者が出ているし、知り合いの罹患者も増えてコロナ包囲網が縮んで来た感じ。イスラマバードのレストランも再びすべて閉まり、パキスタン最大のファイサル・モスクでも、内部のホールは封鎖された。ただし3密にならない中庭での礼拝は許可するらしい。アメリカの感染者が減らない理由を、息子は「アメリカは検査数が多いこともあろうが、そもそもアメリカ人は日本人に比べて清潔に関する意識が低い」と、切って捨てる。「その第一は、ベッドの上にでも靴のまま上がる」と。我が家は神経質な息子のせいで、外出時に使用の靴では屋内に入らないことを徹底しているし、うがい手洗いについてもやかましいこと!
世界各地でコロナのワクチンが接種されだした。東洋人と黒人には効きが悪いというが、パキスタンでも無料の予防接種が来年4月から始まる。政府はワクチンに1億5000$を割り当てていて、最優先は医療従事者、法執行機関の職員だという。