パキスタンのニュース、斜めにチラッ読みするにも気力が要るようになって来た。前回、ガス代の値上げがあったのは１年以内前だった（記憶）だ、何もかもが値上がり続きなので何がいつ値上がりしたかなんて覚えていられなくなって来た。僅か１年で再々度の値上げを検討中だと政府は言う・・オイルもガスも輸入に頼り、一部は友好国通貨支払いであったとしても、大幅に外貨が不足していることには違いない。６月にはIMFとの協議でデフォルトは免れた、だがIMFによる経済立て直しの制約は物凄く厳しく、国民への負担は増えるばかりだ。１つの国家が破綻に向って行く時というのは、こういうことかもしれない。きょう来ている１家族、ドイツへ行くので「ご挨拶」だと言う。オバハンもパキスタンに見切りを付けたい気分だが、バカでかい家は早々には売れないし、仮に売れても外貨規制があって、その代金を海外へ持ち出すことは出来ない。まぁ持ち出す気になれば出来ぬことはないだろうが、少しずつ少しずつしか持ち出せないのだろう。
日本の暮らしが厳しいと言われても、電気代が１０万円もかかるような個人住宅などはほぼ無いだろう。日々、食べるにしてもごく普通に暮らせば食費１０万円ということもなかろうに・・あぁ、考えるだけで暗くなる。２年前までは林の中で暮らしているような緑に囲まれた家がある、家族もいる、ペットはひたすら可愛がれば良いだけで、見返りを求めなくても良いなどと傲慢な思いでいた（ペットロスになって初めてどれだけ癒されていたか解った）し、持病も無い・・などと屋上でコーヒーを片手に自分の安穏とした暮らしを疑問にも思っていなかったのに。もしかしたら鬱気味になっているのかな？？？
