本当の、国民負担税率は61%強

昨日は文字通り終日、読書で過ごしてしまった。初めは船戸与一の古い作品「砂のクロニクル」を手にし、イランとイスラーム教(ホメイニ)やイラン国内の多民族の攻防?が主舞台なので理解しやすく、上下巻を約10時間かかって読破した。そこで止めておけば良かったのだが、船戸与一の作品はスケールが大きくて昔から好きだったせいもあって、久々に手にした船戸与一の作品集の次に手を出し、ゴルゴ13にまで嵌って深夜に至る。エライことや・・犬たちの明日の朝ご飯を用意していないわと気が付き、今からご飯作りにキッチンへ行かなくっちゃ。犬が4匹になり食べること食べること・・ドッグフードだけでは身体に良くないだろうと想うのでセッセとご飯つくりをするのだが、深夜にはガスが殆ど無い!!今までは早朝4時5時のみにガスがないと想っていたから驚いた。ご飯が炊けない!今夜は読書をしながら徹夜か!!

さて2024年度の一般会計予算(各省庁が財務省に提出する概算要求)の総額が過去を上回るとのニュース。まぁ・・常識から考えても過去を下回ることはないだろう。政府勤務のお方が昔おっしゃっていた、「寝ないで予算要求を作るのだが、絶対に過去を下回ってはならないのだ」と。問題は防衛費だ、日本を取り巻く安全保障環境とやらの変化と言うか、近隣国への警戒感というか・・そういうことを殊更、強調して国民の不安感を煽っているような気がしてならない。ロシアとウクライナの戦闘も終焉にはまだまだ遠そうだし、中国の軍事的な圧力や北朝鮮のミサイル発射「相手にして欲しい!かまって!かまって!」とのサインも無視は出来ないが、だからと言って今後5年間で防衛予算の倍増って・・財源の裏付けはどうするのかね。それでなくとも国民の税負担率は48%というのに。国の財政赤字を加えたら本当の国民負担率は61%強だと言うではないの。言葉がないな。