血みどろになりながら街を行進

きょうはイスラーム暦1月(ムハラム)の9日目と10日目はシーア派の行事「アシュラー」 預言者ムハンマッドの孫フセインが殉教(殺害)されたことを悼む宗教行事。シーア派の過激なというか純粋・敬虔なる信者たちは、ムチやナイフで我が身を痛めつけ血みどろになりながら街を行進。殺害された殉教者フセインの痛みを忘れまいと、街を行進出来ない女性たちは胸などを強打しながら一晩中祈る。ある意味こわい集まりだ。そのせいで時には反シーア派の人々(スンニー派)との抗争も起こるし、街は厳重警戒。殆どの町では携帯電話が止められ、行進する道路沿いの屋上からの見物は禁止。一部には軍による狙撃兵が屋上に待機、さらには監視カメラによって人々を監視とか。軍や警察が厳重警戒をしているとは言え、何が起こるかも分らない。
イランを中心に信者の多いシーア派は、なんとなく暗く、かつイスラーム法の遵守に頑なで怖いというイメージがオバハンには拭い切れない。イランへは2回ばかり行ったが、ホテルの部屋も外から覗けるようになっていたし完全な監視社会で、不快な印象しかない。

さて、ヒートアイランド日本、世界気象機関は「これらは異常気象ではなく、今後は新たな日常になる」としている。気候の変動が進めば世界中で大混乱が起こる、早い話が食糧危機や水不足。そうなれば食料品の高騰は避けられない、飢餓が増える・・資源の争奪が進めば紛争・戦争だ・・
明るい話題は無いものか!?