ドローンで麻薬を密輸

パキスタンでは広い範囲にわたって洪水への注意報が出ていたが、首都では1週間近くも降りそうで降らない中途半端なお天気が続いていた。しかし今朝は5時の時点で気温23℃、風さわやか、そして久々の終日快晴。最高気温が33℃ならば4月半ばの気候だ、なんと有り難いことか!
日本は梅雨前線の影響とかで、九州や中国地方を中心に局地的に激しい雨が随分続いているようだ。河川の増水、土砂災害などの警報が出たから安全な場所へ避難しろ・・と言われても高齢者には億劫な話だろう。

さて昨日、インドとの国境に近いラホール市の郊外で数kgものヘロインを積んだ大型のドローンが墜落したとのニュース。パキスタンでは海外からのドローン持込を規制しているし、もう10年近くも前から「許可取得」の上、使用することになっている。が・・取材などで勝手に使う人は結構ある。
パキスタンとインドによれば、ドローンによる麻薬や武器などの密輸が増えており、インド側の都市アムリツァル(アムリトサル)は国際的な麻薬密売ルートとして知られる最大の都市の一つだと。で、アフガンからの麻薬はパキスタンを経由してインドや、世界各地へ密輸されているとインド政府の発表だ。インドとパキスタンはドローンによる国境付近の偵察や、武器・麻薬の密輸など等を互いに非難しあっている。
もう数年以上も前、イギリスで刑務所内の仲間にドローンで麻薬とスマホを差し入れしようとした犯罪者があったとか。賢すぎる人は、こうしたニュースから諸々を学ぶのであろうな。