久々の心おだやか~~

2週間ぶりの心おだやか~~幸せ~~深呼吸。空気中の酸素って、こんなに多かったのか!?という感じ。小型犬がまったく食べなくなり、原因が判り手術になるまでに10日近くもかかった。初めの数日、1時間おきくらいに起こされ睡眠不足になったオバハンがまずヘタリ、後は息子が24時間付きっ切り。とにかく手術が無事におわり、痛み止めが効いている間は少し食べられるようになり、続いて昨夕から普通食に戻った。術後も点滴などでクリニック通いは日に2~3度と続き、抜糸は数日先になるかと想うが、それでも日に日に元気になっているのは嬉しい。パキスタンでは一番とも言えるペット・クリニックは、そこいらの大病院よりも設備が整い清潔だ。イスラームでは犬は不浄なモノとして扱われやすいが(猫は預言者ムハンマッドが好きだったというので、野良猫でも大切にされる)お犬様に対するスタッフたちの対応は至れり尽せり。その分、お犬さまの治療費はスタッフ数か月分の給料にあたる・・など口が裂けても絶対に言えない金額だ。4年近く前、先天性の甲状腺異常で亡くなったラブらドールの治療費などは、スタッフ1年分の給料に等しかったもんな。
ここ2~3ヶ月、物価の値上がりは異常。一般庶民が日々食べる野菜が4~5割は高いし、日々の暮らしに絶対に欠かせないミルクティに使う砂糖などはマーケットに見られず、品薄状態。主食も何もかも値上がりが激しく、ストライキ間近で現政権は倒れるのではないかとまで言われている。お犬さまの治療費に大枚をはたいた後ろめたさ、せめてスタッフたちの食事は充分以上にと心がけている。