枇杷の葉茶

4月もアッと言うまに終わりですがな・・5月を直ぐそこに迎え気温が一気に40℃近くになった。家から一歩外へ出ると乾いた熱気に包まれ、暑さ慣れしていない今の身体には呼吸も苦しい。断食をしている人たちからすれば、昨夜の満月で(日本でなら春の宵の素晴らしい朧月夜と言うところだった)ようやく断食月の半分過ぎたとの思いだろう。
断食月に入ってさらに治安は悪くなった。「パキスタン国内主要都市に対するテロ攻撃の可能性が高まっている」との注意喚起も出ている。このところ物価の値上がりは甚だしい、コロナ禍で仕事は無い・・物乞いに来る人が増えた。知り合いの家数軒で強盗に入られた等もあり、ついに警備会社から警備員2名(昼・夜)雇い入れた。元から夜の警備についていた若い衆は引き続き夜の警備。強盗に入られた知り合いの話によると、「警備員も犬たちも居たが強盗は入って来た」と。ということは・・警備員が居ても強盗が入って来る。が、居たほうが僅かであっても抑止力になり得るのかな?という程度か。昔から物騒なお国柄ではあるが、無事、断食明けを迎えたいものだ。
スタッフたちは未明3時半に食事を終え、夕方7時前までダラダラと横になって過ごしている。そんな中で断食をしていないオバハンは元気いっぱい! 毎日、次から次へとやることを見つけ取り組んでいる。本日の湿度は17%、乾燥野菜を作るにはベストの季節だわ。で、朝から庭のあちこちに生えている大きな枇杷の木の葉をもいで「枇杷の葉茶」を作ることを思いたった。例のくっそ不味いほうじ茶の恨みは枇杷茶で取り返す!!自分でも解らないが「水」だけでは美味しく喉を通っていかない。何らかの味・匂いがないと飲めないのだ。これからの季節にはミントティーも美味しいな。