アスリートの片鱗

昨、金曜日も起き抜けの6時から午後3時まで腰を下ろすことも無く、力いっぱい頑張った。満足満足。もっとも3時には力尽きて1時間足らずの昼寝をしたというのが現情だが。
夜の読書は(内容がイマイチで)集中出来ず9時半には就寝。夜中(10時)に小型犬たちが猛烈に吠えたので一瞬、耳を澄ませながら机の上のピストルに意識を置いた。が、異常がないような気がして後は再び熟睡、朝のニュースでタジキスタン震源地の地震を知った。ちょっと大きく揺れたらしく全スタッフは外へ出、家人も起きたというのにオバハンだけが寝入りばなのせいもあって地震知らず。
自分を自分で酷使し、満足に浸るオバハンには大昔からマゾっ気がある。と言うよりも、これは「より高く、より速く、より困難」を目指す者、スポーツと真剣に取り組んでいる者(来た者)全般に通ずるものだ。オリンピックを目指して日々、まい進している人たち。コロナの終息が見えるようで見えない今も「より高く、より速く、より困難」を求めてまい進していることだろう。金メダルもさることながら、アスリートは自分との戦いでもある。オバハンもアスリートの端くれだった(国体に出たこともある)若い頃を未だに引きずっている。その微かな名残で日々、自分に何らかの負荷をかけ続けている。そして熟睡、早朝の目覚めはバッチリという暮らしを保っている。
広いパキスタンの家は次々と何処かで不具合が起こりる。事務所仕事は無くなり、掃除・洗濯もしないが家には雑用が山のようにある。当たり前のことだがスタッフたちはオバハンの指示があるまで何もしない。家の故障箇所を見つけ歩いては、不自由がないようにするのもオバハンの役目だ。日々の暮らしでは(お金をかけずに)より良く、より使い勝手しやすくを目指す、これもアスリートの片鱗なのかな・・