男は邪ま!

EUがカブールに外交窓口を設置へ」というニュース、タリバン政権を追い詰めないためには、外交を開始して影響力の確保をするべきだし、当然と言えば当然だ。20数年前にアフガンを掌握したタリバンからは少し進歩もしているのだから。EUの外相はアフガンに対して人道支援を継続、外交関係を維持する条件として、特に女性に対する人権の尊重を提示と。これまた昨日のハフポスト・ニュースだが、「アフガン出身の女性たちが国外からSNSにカラフルな民族衣装の写真を投稿、タリバンの女性抑圧に抗議」とか。投稿された昔ながらの民族衣装は素敵だが、一つオバハン的な解釈で世界の多くの人々が間違っていると想うのは・・タリバンはカラフルな衣装を否定し、常にブルカ(黒衣)を着用すべしとは言っていない。家内ではどんなにカラフルな衣装も容認される、親族の男たちの目に触れる分には問題はないのだ。聖クラーンに書いてあったと記憶するのだが、「女性の美しい(肌の露出など)部分、そして美しい女性を見れば男は邪まな考えを持つから、美しいものは封印しておけ・・」なるような文言だったと。アフガン国外からSNSで抗議しているアフガン女性たちも、それを解っていて投稿している筈だ。
かってのタリバン時代には、女性がハイヒールを履くのも禁止されていた。コツコツ音たて道路を歩けば、男が欲情するからという理由だったし、人前でバナナを食べるのも卑猥だとして禁止だった。とにかくお腹を抱えて笑えるような通達が次々と出たものだ。
それにしても・・かくも男は邪まなるものなのか?!??