きょう、自衛隊機イスラマバードへ到着

オリンピック開催に関してはハッキリした意思表示も出来なかった現政権にしては珍しく、速い決断やがな・・バイデンからの要請後、僅か1週間で自衛隊機の派遣を決めて。
在外邦人の保護措置に関しての自衛隊機派遣は、①当該地域の安全を現地当局が確保し、戦闘行為が行われることがないこと(注:上意下達不能の国、何処から弾が飛んでくるのか判らんのに)②武器使用を含む自衛隊の活動について領域国が同意していること(注:アフガン・イスラーム首長国は同意なんぞしていない)③当局との連携が見込まれること(注:当局とは何処のことかと改めて聞きたい)ということになっている。であれば・・どれもこれも見込まれていない。その中での自衛隊機派遣ということになる。
ただ、物凄くオカシイ、信じ難いと想うのが、在アフガン日本大使館の対応。タリバンが首都制圧した直後の17日には日本人館員の全員が英国の軍用機で首都カブールを脱出。どう考えてもあり得ない対応だと、翌朝のニュースで脱出完了を見た時からオバハンは呆れ果てている。フツーーの対応は、日本人館員の誰かが残り、現地駐在の日本人などの退避に備えるものだろうに。首都陥落後1週間、JICAは自力判断、陸路走行で既に安全地帯のパキスタンへ入国。残っているのは(半分は自分の意思で)という人くらいかも。となると・・日本政府は法的根拠となる規定から外れている上に、日本政府関連の施設で働いていた現地職員や、何としても国外へと考えるアフガン人の脱出に手を貸すことになる。ここで「人道的判断」という単語が出て来そうだが、今回の派遣に関しては後々問題になりそうな気がするな。もっとも日本国民が黙っているのであればそれまでだろうが、事故の一つでもあればドエライことになるな。