アフガン退避詐欺

世の中には色々なことを思いつき、実行に移そうとする人がいて凄い。アフガンからの退避を希望する日本人を装い、航空機の費用として「資金を募る」事案がSNSで拡散されているというので、4日ほど前から外務省が注意喚起を出している。いまアフガンに残っている日本人は2名、今のところ退避を希望していないという。片やアフガンでは偽の脅迫状が横行「命に関わるから今すぐ海外へ行きたい」と、在留大使館の窓口に並ぶ人が増えていると。この偽書類に関しては大昔からある手口で、いまさらの感もある。オバハンの警護に雇っていたアフガン元戦闘員たちの海外のために、オバハンも30年くらい前にはせっせと偽の書類を作成した。最近は何でもかんでもコンピューターで管理されるようになり、大昔のように偽の書類を作っても効果が期待出来ない。ある意味、不便な世の中になったとも言える。

大昔からの友人が「原理主義って何百年も昔の価値観で生活を規制することでしょ、偏狭や」と。彼女の意見はごく一般的な日本人の感じ方でもあろう。が、イスラームとは、聖クラーン(コーラン)やムハンマッドの言行に忠実に・・ということで、それがイスラーム(教徒)であるということに尽きる。近代教育、西欧的な民主主義教育を受けた日本人には理解しがたく受け入れられない価値観ではあろう。だが世界中にある「正義」それぞれの立場で「正義」が違うことを思えば、他人サマの「正義」にも理解を及ぼすべきだろう。

9月に入り急速に空気が乾き、空が一気に高くなった。モンスーンが終わり気持ちの良い季節がやって来て、早足での散歩に精を出して腰を捻った模様。ぎっくり腰とやらにはなったことがないが、これはこれで痛い。