息苦しい、酸素が吸い込めません

毎朝7時チョイ過ぎ、スタッフたちの朝食準備に来る者が今朝は8時過ぎだ。体調を尋ねると「息苦しい、酸素が吸い込めません。私と〇〇も酸素が吸えません」だと~ オバハンは瞬時に息を止め自室へ走ったね。マスクとパルスオキシメーターを手に戻り、2m以上離れたところから話しかけ、息を止めてパルスオキシメーターを操作(というほどのこともないが) 何のことはない正常値も正常値、オバハンよりもシッカリ酸素が吸えているのを確認、ホッとしたね。子供と同じで、胃が重いのか胸が苦しいのか自分でも解らないのだから・・じっくり聞いてみれば昨夜、飲んだものが悪かった様子。周りではコロナ感染者が増えている、可能な限り注意をしなくっちゃ。


7月も下旬に入った。連日の暑さの中で、パキスタン政府が発表するコロナ感染者は減りつつある。感染者が減っているわけはないのに・・とは、少し物事が考えられる人たちの想いだ。確かに春には、「暑くなれば収束」という予測が科学者や医療専門家の話としてあった。
だがどうだ?アメリカではコロナ収束の気配がまだまだ遠そうだし、ブラジルも。酷暑にもかかわらずインドでもコロナ感染の大爆発が当分は続きそうだ。国民の多くがマスクもせず、3密の意味を未だに解そうともせず礼拝を続ける人々があるパキスタンで、コロナが自然に消滅するわけはない。   
3月から閉めている大通り沿いの事務所、にもかかわらず2名がコロナに感染し、うち1名は死ぬかと思ったと言う。スタッフ同士、互いに接触はしていないから実家、もしくは実家の近隣者から感染した模様と。ということは・・家族や近隣者も罹っていると考えてよい。
にもかかわらず、イスラーム2大祭の1つ、犠牲祭が近づいていることで政府は規制を強めたくないようだ。イスラームご大切、何よりも順守すべき規範。死ぬ日は決まっている、見苦しくジタバタしないのだと。