体感温度50℃の表示

マルガラ丘陵が靄っている、モンスーンらしく湿気も多い。朝から晴れたり曇たりの繰り返し、思い出したように黒雲が風に飛ばされ、降りそうで降らない重苦しい天気。雨が「来た~」と思っても本当に一瞬だ。かえって蒸し暑く飽和状態の重い空気。そして何度目かの「来た~」の後、ほんの一時的に体感温度50℃の表示だ。    
早い話が、きょうの午後からは部屋に籠って天気予報と気温とを睨めっこしている。読書以外には何もしたくない日もあるわな・・と思いながら。    
本日の読書は「五色の虹 三浦秀之著」満州建国大学卒業生たちの戦後。2015年に開高健ノンフィクション賞を受賞している。良い本に出会えた。   
まだ二十歳くらいだったころ、満州で特務機関に居たと言う人の話を聞いて以来、かの地へ憧憬・冒険などへの感化を受けた。「西域八年の潜行 西川一三著」などは何度読み返したことか・・