インド首相モディのヤル気度

雨の後、この2日間は先週より外気温が5~10℃近くも低く、屋内の気温も下がって、とにかく気持ちが良く昼も夜も、幾らでも寝られる感じ。
そんな酷暑だった先週末3日に、インド首相モディが防寒着をまとっての写真。灼熱のニューデリーから、「国境近く(ラダック)へ行ったのだ!」と、オバハンはモディ首相を見直した?ね。インドと中国の衝突、インド兵が20人も死んだとあってはモディ首相も行動せねばなるまい。(蛇足:この衝突時には銃器は一切使われず、両軍総勢150人で殴り合い・投石だったとの報道。ただし、この衝突直前に中国は総合格闘家を部隊に配備していたとの後追い記事に、中国のヤル気まんまん度が見える気もする) 
対してインド首相の「気合」も見取れる。多民族国家のインドは、ヒンズー至上主義のモディ首相の登場で、2億人以上もいるイスラーム教徒は迫害・不利益を受けつつある。国内にややこしい民族問題を抱えている折柄「外敵・強敵」があれば国はまとまりやすいということでもあろう。   
インドと中国は一応、「沈静化で合意」ということにはなったが、インド国内の中国に対する抗議行動には沈静化の兆しが今のところ見られていない。インドでは習近平の写真が燃やされ・踏みにじられている。中国製品の排除・企業にも政府は圧力をかけている。だが、インドにとって中国は経済的に不可欠な存在になっている。モディ首相も中国政府とインド国民の板挟みで大変なことだ。  

インドのニュースを度々検索するからか、最近はインドからのニュースが「勝手に入ってくる」。もちろんインドの宣伝ニュースで、あり得ない(と、オバハンが思う)パキスタンに関する記事も度々ある。現地をまったく知らない人が何度も似たような記事を読めば、インドの言い分を信じてしまうのではないかと案じてしまう。昔からインドは外に向けての「宣伝が上手」だったわ。