中国・インド紛争の行方

5月に入ってヒマラヤ山中での中国・インド国境付近が不穏だとのニュースが続いている。特に今月に入ってからのニュース扱いは大きく、詳しい。衝突のきっかけは、実効支配線のインド側に中国がテント2張りと、監視台を設置したことで衝突、過去数十年ぶりに死者が出たと。衝突に至るまでの今月9日~16日までに、中国側はトラック200台と機械類を持ち込んで川を堰き止めたり、道路を造っていた等の工事前と後が撮影され、証拠が衛星写真にて示されている。    
双方ともに発砲はせず、殴り合いと石の投げ合いで20人もの死者というから過激だが、本当に20人もの死者がインド側に出たのか、どうか疑問だな。
大国になってしまった中国、大国になろうとしているインド、両国ともに拡大強硬路線だが、どっちもどっち的で双方の行為に賛成する人は居ないだろう。インドの国家予算は約46兆円。インドの国防費はパキスタンの6倍もあり、アメリカ、中国に次いで世界第3位になった。 
インドの人口は14億人に近く、中国と肩を並べている。あらためてインドは大国だと思う。だが・・中国と同じように国境問題や民族問題に関してゴリ押しをするのは、大国故の横暴だ。中国・インド共に拡大路線が何処まで行くのかと気にはなる。    
過日、中国は60年ぶりにエベレストに登頂、標高6500mの場所に次世代移動通信5G(高速・大許容量、多接続諸々など)の基地を設置したと少し前に報道されていた。色々なものがインターネットに接続され、情報交換・制御・管理することが出来る便利で人手の要らない世の中が、すぐそこに来ている。世の中が激変するのだと言われても、後期高齢者かつ通信機器に弱いオバハンでは理解は不能だ。人手がますます要らなくなるのなら・・膨大な中国・インドの人口はどうなるの? 
コロナ禍で人口減を狙っていると勘繰りたくなるわ・・