冷凍庫の中身が少なくなって来た

断食月、最終の頃はコロナ感染者が5万人だった。断食が明けて2週間、アッと言う間に感染者は倍近くの9万人だ。断食明けでは殆どの人が実家へ帰る。1年ぶりに親戚や・知り合い、近所の人々と出会い、抱擁・口づけをして「新年の挨拶」を交わす。ベタベタに引っ付き肩を触れ合うような中で食事する、コロナ感染者が増えて当然だ。イランも断食が明けて2週間になり3月末以降としては、最高の感染者を出し続けだした。イスラーム諸国では同じ現象が現れているに違いない。      
オバハン宅からごく近場、通りを1本南へ下がったところでも感染者が7件も出た!という。警察だけではなく、軍隊まで出て通りを完全封鎖としている。政府によって規制された標準のSOP運用に失敗したとして、主な商店街は再び封鎖。あちこちの商店街では違反者が逮捕されている(罰金を払えば良いだけとも聞く)   
ロックダウンから2ヶ月半、野菜や鶏の追加は出来ていたが、冷凍庫では肉・魚などが無くなった。主なマーケットは封鎖とあるが、適宜チャンスを見て追加が必要になって来た。今冬はトマトの値段が通常の10倍にも跳ね上がった。いま空きが出来た冷凍庫には最安値のトマトが40㎏くらい入っている。これだけのトマトがあれば、スタッフのカレー用として品薄になる9月下旬までは保ちそうだ。
何でもかんでも冷凍庫へため込むオバハンに、「大概にしてくれ! 冷凍庫内に空きがないと保存状態が悪くなる」と、ボロカスに言う息子だ。ボケ防止のためにボロカスに言い刺激を与えてくれているらしいが、時折、むっちゃムカつく。でもトマト10倍の今冬は初めて息子に褒められた。ザマァ~見ろと快哉の声を挙げたね!