検察庁法改正が、今国会で断念

世論の反発が「反映」したのかね・・ 普段なら国民の声など、平気で無視して来た安倍ポチ政権が「とりあえず断念」と。国民の声もさることながら検察OB、検察内、ごく一部であっても自民党からの反対が響いたのだろう・・ だが、次の国会以降に先送りをされただけだし、一般の国家公務員の定年を引き上げる案と「抱き合わせ」にしての先送りだから、安心はならん。次回の「改正法案」の折に、その内容をイチイチ詳しく確認する国民がどれだけいるかしら?と、案じるな。       
確かに憲法では、「検事総長の任命権は内閣。検事長の任命権は法務大臣にある」と記されている。しかし、「政府判断(内閣や法務大臣が必要と判断すれば)定年を延長して検察幹部にとどまれるようにする」という、ご都合主義的な改正案が一方的過ぎたとも思う。    
それにしても・・最高裁の裁判長、および裁判官(判事)の任命は内閣が指名するから、どうせ政府寄りの人ばかりだろうと・・ 国民審査の折には全員に×をつけて来たオバハンだが、考えて見れば、検察官に対しては国民審査がない。
今まで「検察」というものに対して、あまり関心を払って来なかった気がする。 検察官は「裁判の指揮・監督をする」ということで、公正であるという認識で成り立っていたというか、不信感もさほど持たずに来たような気がする。内閣が任命する最高裁裁判官には国民信任投票があるのに、検察官には国民の信任投票がない・・一度、ちゃぁ~んと調べてみなくっちゃ。とは言いつつ、最近はボケが進んでいるから物事の理解が、自分でもズレズレで案じられるのだが・・ (検察には国民審査が何でないのかと、息子に聞いて思いっきり馬鹿にされた・・勉強しなおして来いと!)     
いずれにせよ、今回の安倍ポチ「検察庁法改正」は、普段より多くの日本国民が関心を持ったと言う点で、画期的?!だったわな。安倍ポチ・バンザイ!